こんにちは、ゆうぞうです。
今回は悩みをテーマに書いていこうと思います。
・“悩み”って実際何をしているのか。
・“悩み”とは良い事なのか、悪い事なのか。
僕はこんな事を良く考えていましたが、みなさんはどうでしょうか。
もし考えた事が無い人は良い機会なので、今日一緒に考えてくれると嬉しいです。
というのも、悩むという事をざっくりとしか理解していないと、人間は必要以上に苦しんでしまうと僕は思っているからです。
ではさっそくいきましょう!
悩む事とネガティブ思考は全く別物
まず悩むという事は、コンプレックスだったり将来の事だったり、大抵の場合は不安や不満からくることが多いと思います。
で、悩み過ぎると頭が一杯になって、結局何も行動できなくなる。
こんな事も良くあると思います。
という事は、この悩むという一連の流れは“ネガティブ”なのかというと、そうとは言い切れないと思います。
何を言いたいかと言うと、悩み事=ネガティブと直結はしないという事です。
「最近毎日悩んでいて大変なんだよね…」とか「あなたは悩みがなさそうで良いな…」という会話は良く聞きます。
ただこれは、悩んでいる事が大変なのではなくて、ネガティブに考えている事が大変の原因になっていると思います。
例えば、生まれながら四肢が無い状態で生まれた芸能人の乙武さん。
彼は将来の事、特にこれからどうやって生きていくかをとことん悩んだと思います。
ただ、乙武さんはYouTubeの動画もとにかく明るく、どんな時も自分のコンプレックスをネタにして周りにいる人を笑わせようとしていますよね。
(私生活までは分かりませんが…)
これは決して楽観的に生きているだけじゃなく、とことん悩み抜いた結果、今のスタイルになっていると思います。
ただ多くの人と違うのは、悩み方がポジティブだったという事ですね。
乙武さんを見ていると僕はそういう印象を受けます。僕も眼に障がいを抱えている分。
大きな悩みと小さな悩み。どっちが苦しいのか
悩み事と一口に言っても色々あると思いますが、一般的には大きな悩みと小さな悩みに大別できると思います。
あくまで一般的な話ですが、
・会社を辞めたい
・彼女にフラれた
・お金が無くてほしい物が買えない
これらは大きな悩みになると思います。
なので、相談すると多くの人に共感してもらえて自分の心も少しは楽になり、人から理解してもらえる分、精神的なダメージが大きくても吹っ切れる事ができる。
そして、徐々に心は安定に向かっていくと思います。
こういった悩みだと、相談される側としてもアドバイスしやすいですよね。
一方で、小さな悩みというのは第三者から見ると“余りにも小さくて共感できない”事が多いです。
例えば、僕は眼に障がいを持っていますが、これは悩みの大きさで言うとどっちになるのでしょうか。
僕個人で考えると人生をテーマにした大きな悩みですが、今読んでくれている読者にとっては、自分事レベルで共感はできない小さな悩みだと思います。
極端に言うと「自分は障がい者じゃないし何も共感できない他人事」として受け取るかもしれないです。
こんな感じで、悩みの大きさっていうのは“共感レベル”で変わるものだと思います。
ここで重要になってくるのが、ネガティブ思考とポジティブ思考です。
僕はたまたま障がいに対してポジティブに考えられました。
が、
もし超ネガティブ思考の人が障がいを抱えて、その事について相談してきたら中々大変だと思います。
・自分は生きている価値がないのか
・どうして自分ばっかりこんな事になるのか
・自分が他人と同じような生活を送る事は許されないのか
こういう話をされても、相談を受けた側は共感できないですし、共感できないので直接的なアドバイスも出来ないです。
その結果、超ネガティブ思考の人はさらに自分の悩みを深くしていって、どんどん苦しくなっていく負のスパイラルに陥ります。
なので、苦しさで言うと「小さな悩みの方が苦しい」と僕は思います。
言い換えると、
“小さな悩みをネガティブに考えてはいけない”
という事ですね。
これはあくまで個人的な意見ですが、人間は大きな悩みを持っていた方がそれが活力にもなる。
どうやって解決するかという風に自然と前向きに考えられるので、前進する力は大きくなるように感じます。
悩む事の無限の可能性
ここまで悩むという事について書いてきましたが、もう1つお話したい事があります。
僕が大好きなゲーム作品に「ロックマンX」というかなり古い作品があって、この作品ではレプリロイドという自立型のロボットと人間が共存する世界観で描かれています。
ただレプリロイドは喋る事は出来ても、悩み考えるという能力は備わっていません。
それは危険な地で任務を迅速かつ正確にこなす為に、悩むという事は判断を鈍らせ弱点になると考え、レプリロイドが作り出されたからです。
その影響か、時にはレプリロイドが暴走し、人間を襲う事もありました。
そんな世界の中で、主人公のレプリロイドだけは悩み考えるというプログラムが施され、生み出されました。
それは、生みの親であるライト博士という人物が
「悩み考える事が今までにない進化を生む」
と考えたからでした。
だからこそ、そのレプリロイドは無限の可能性という意味込め、X(エックス)と名づけられました。
で、物語はそのエックスを筆頭に、レプリロイドと人間が共存できる世界を目指す事になります。
何が言いたいかと言うと、悩むという事は決して悪い事ではないという事です。
悩むからこそ解決策が見いだされ、今までにない新しい進化を遂げる事が出来る。
今はSNSが本当に身近なものになりましたが、SNSというのは共感の塊です。
自分がそれだけ悩んで導き出した考えや解決策は、きっとどこかで同じ事で悩んでいる人の助けに繋がります。
悩むからこそ発想が生まれ、悩むからこそ成長できる。
ロックマンXの世界のレプリロイドのように、人間に悩むという機能が無かった場合、今の世の中に至るまで繁栄はしなかったと思います。
ずっと原始人のような生活をしていたかもしれない笑
ただ先ほども話ましたが、悩み方には注意が必要です。
自分が抱えた悩みを悲観するのではなく、どうやったらそれを乗り越えられるかというような前向きなスタンスで向き合う事が重要になってきます。
これを読んでくれている方が次何かに悩んだときは、少し意識してみるといつもとは違う結果が生まれると思いますので、ぜひ実践してみてください。
今回はここまで!
ではまた!
●【第7回】悩みが解決しない時の対処法!そのキッカケとなる言葉