教育するという事の”難しさと前提の共有”について~雨が降っても自分のせい~

考え方のコツ

こんにちは、尾島です。

 

今回は僕自身の感じている、教育の難しさについてお話していきます。

「これ頼んでいたのに、なんでやっていないんだ」と思ったことがある人は多いと思いますが、ではなぜやらなかったのか。

その辺について話していきます。

前提を共有しないと指示を出しても間違える

まずなぜ今回このような話をするかと言うと、僕自身が今仕事で後輩を教育する立場になって、実際に難しさを体感しているからですね。

丁寧に指示を出したはずなのに違う事をしていたりとか、「前もそれ教えたけどなー」とか笑

中田敦彦さんの書籍でも、「人間の最大の武器は、伝達能力である」と書いてあったのに、なんで伝えられないんだと思ってしまいます笑

 

そこで、”なぜ難しく感じてしまうのか”について考えたのがきっかけです。

 

 

最近特に感じるのが、

”人は前提が共有されていないと、ある物事を理解できない”

という話です。

 

例えば、僕の書く文章は皆さん読めますよね。

これは、読み手が日本人だからという大前提を元に文章を作っているからです。

この前提は、無意識の中で共有されている部分なので、僕がどういう文章を書こうが、日本語を使う限りは問題なく読めると思います。

ただこれが、韓国語だったりロシア語だったりすると、同じ意味を持っている文章だとしても読めないし、理解できないですよね。

日本人ですから笑

 

こういう風に書くと、少し馬鹿っぽいですが、人に何かを教える・伝えるというフェイズになると、急にこのルールを無視してしまう人がとても多いように感じます。

 

例えば、誰かに「この荷物を倉庫に持って行ってください」と指示したとします。

その人は、言われた通り、倉庫に荷物を持っていきます。

これである前提が共有されていない場合は、大抵荷物が倉庫にぐちゃぐちゃに押し込まれていたり、「なんで倉庫のそこに置いた?」みたいな話になります。

 

なぜこういう現象が起きるかと言うと、これは指示した側の”お店を綺麗にして使いやすくしたい”という前提が共有されていないからです。

指示された側は、「だって荷物を倉庫に持っていけって言われたから・・・」みたいな感覚ですが、指示した側は、「なんでこんな事もできないのかな・・・」と思ってしまう訳です。

指示を出すときに、「このお店をもっと使いやすく綺麗にしたいので、この荷物を倉庫に持って行ってください」と前提の共有がされていたら、「倉庫もお店の一部だから、使いやすく見やすいように荷物を置いておこう」と、違う結果になっていたと思います。

 

「あの人は覚えが悪い」という文脈もこれで理解できます。

「なぜこの作業をしないといけないのか」という前提をしっかり共有しないと、いくら細かい作業を教えても、覚える事が多すぎて覚えられないです。

 

こういう事例が細かく見ると、色々な場面で見受けられる気がします。

 

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余談:”教育”と”管理”の違い

この話も結構根が深くて、職場で誰かを教育するという立場になると、全てに指示を出して自分の”管理下”に置こうと考える人が結構いると思います。

 

まず教育という言葉のニュアンスには、”才能を伸ばす”という意味合いがあります。

ですので、多かれ少なかれ誰かの能力を向上させるようなプロセスが必要になってきます。

 

ただそれが管理というカテゴリで指示を出した場合。

つまり、1から100まで丁寧に指示を出した時点で管理が発生してしまい、そこに相手が自分で考えるという余地がなくなってしまいます。

=成長を止めてしまう

という事になってしまいます。

 

相手の為を思って丁寧に教えていても、実はそれが相手の才能を潰している可能性があるというのは、なんとも悲しい話です。

 

「ミスした」のではなく「ミスさせた」と思えるかが鍵

この前提を共有するという感覚が身についていないと人が教育しようとすると、「失敗は仕方ない・・・じゃあなぜ失敗したのかを考えてみるといいよ」という風になってしまいます。

こういう発想を持って教育するという時点で、相手を成長させることは難しいですし、そもそもリーダーとしてはふさわしくないように感じます。

 

この前提の共有を習慣化する為に必要になるのが、”雨が降るのは自分のせいだ”というマインドセットです。

ものすごい図々しいマインドセットなので、これを声に出して言うと、鬱陶しがられますので注意です笑

言う必要はないので、心でそう思えるかが大事になってきます。

 

このマインドセットを持っていると、誰かに指示を出し仮にその誰かが失敗したとしても、「ミスをした」のではなく、「ミスさせた」と思えるようになります。

自然とそう思えるかが大事で、これが習慣化するとしっかり前提の共有をして指示を出せるようになると思います。

 

これまでにも何個かマインドセットを紹介していますが、少しずつで良いので、やれる事から実践していくと、また違う視点が広がっていくと思います。

では、また。

 

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