こんにちは、ゆうぞうです。
・「全然親は自分のことを考えてくれてない・・・」
・「自分の将来について、親に相談するへきかどうか・・・」
・「家を出たいけど、親が許してくれない・・・」
このように考えている人は、意外に多いのではないでしょうか。
今回は親と自分。
もう少し踏み込んで、親とはどういう存在なのかというテーマでお話します。
では、さっそくいきましょう!
相談すべき親と、相談すべきでない親
この記事のタイトル含め、この見出しも中々強烈だと思います。
皆さんは、何か自分の進路や人生について悩んだときに、親に相談しますか?
・「いや、親だから相談するに決まってるでしょ」
・「まぁ、できれば相談するべきかなー」
というのが一般論だと思います。
では例えば、就職先や進学について親に相談したときの反応は覚えていますか?
家庭ごとにある程度反応は変わってくると思います。
ですが、親に“なぜか”反対された方も多いではないでしょうか。
・「A大学はありえない、B大学に進学しろ!」
・「お前はうちの仕事を継げばいい」
・「上京?危ないからやめときなさい!」
こんな感じです。
何を言いたいかというと、親が子どもに対する言葉や発言は“愛”と“エゴ”の2種類あるということです。
子どもが親を見極めろ!
さっき挙げた「お前は○○じゃなくて、○○へ行け!」というような意見。
これは、多くの場合親のエゴから湧き出てくる言葉です。
子どもの意見に聞く耳を持たず、自分が良いと思い込んでいる道を強制してくる。
これは非常に危険です。
こういった意見を素直に聞いてしまうと、自分の可能性を1つ潰してしまう可能性があるからです。
例えば、「音楽で成功したい、だから上京してプロになる!」と思っていたとして、「1人で東京いくなんて危ない。ダメだ!」という親のエゴで潰された場合。
もしかしたら成功していたかもしれない夢が、挑戦することも無く終わってしまいます。
たとえ夢が叶わなかったとしても、人生においては大きな経験になるはずです。
“自分が心配だから・・・”
そんな親のエゴで、夢を諦めなくちゃいけないというのは悲しすぎます。
今の親の発言はエゴからきているのか、自分を本当に愛してくれているからなのか・・・
それは、子どもが見極めるしかない。
僕は心からそう思います。
親の前に、人としてどうか。
ちなみにですが、僕は自分の親をリスペクトしています。
というか、最近そうなりました。
実は先ほど話した「音楽で上京したい!」というのは、僕の話です。
その当時、親は上京にあまり肯定的ではありませんでした。
しかし当時の僕は、親への反発心で何が何でも東京へ行くと決意し、上京しました。
その結果は、惨敗・・・
僕は実家に帰る事になり、しばらくはそのショックでご飯も食べられないほどになっていました。
しかし、そのとき僕の父親は、
・「いつまでヘコんでいるんだ?」
・「さっさと前向いて歩け!」
と言ってくれました。
シンプルに嬉しかったですし、僕はその言葉に愛を感じました。
そんな事があったからこそ、今はなにかあれば相談するようになりましたし、前以上に人として仲良くなりました。
もし、僕が実家に帰ってきたときに、その東京での失敗を笑われでもしたら・・・
僕と父親には大きな溝が出来ていたと思います。
少し大げさな話に聞こえますが、例えば友達が自分の彼女をバカにしていたら、怒りますよね。
場合によっては、縁を切るかもしれない。
それと同じです。
親である前に、人としてどうなのか。
そこが大事です。
こういう目線で見るのは正直辛いと思います。
ですが、僕ら自身の可能性を広げる為には、必ず必要な視点です。
くどいようですが、子どもが親を見極める必要があるという事です。
親もまた一人の人間である
これまで親の“エゴ”と“愛”についてお話してきましたが、最後にもう少し深堀していきます。
この2つを見極めるのに大事な視点があります。
それは、
「親の意見が正しいかどうかは問題ではない」
ということです。
例えば、自分の悩みを相談したとき、親も真剣に考えてくれたとしたら愛です。
ただ、相談の結果でた答えが、間違いだったとしても、親を責めてはいけません。
その答えは、2人で出した答えですから。
そうではなくて、“親の勝手な決めつけ”によって自分の未来が拘束されてしまう。
これがエゴであり、エゴの最大のリスクです。
見極めるポイントは、本当に親身になってくれているかです。
人生を変えるには、3つの要素を変える必要がある。
これは前の記事でご紹介しましたが、人生と言うのは
・今いる場所
・今自分がやっていること
・周りにいる人
で決まります。
もし、自分の親という存在が、自分のやっていることを頭ごなしに否定し、自分のいるべき場所を拘束してくるのなら・・・
親との付き合いを、真剣に考え直す必要があるかもしれません。
長くなりましたが、今回はここまで。
では、また!
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