こんにちは、ゆうぞうです。
皆さんは、「自分だけ不幸だ…」と感じた事や、逆に「俺って天才だなー!!」って思ったことはありませんか?
もし今でもそう思う事があるのであれば、あなたは自分の事を知らなすぎるかもしれません。
この記事では、本当に“自分だけ”が不幸なのか、”自分だけ”が優秀なのかというテーマで書いていこうと思います。
読み終わったころには、少し自分への感覚が変わっているかもしれません。
では、さっそくいきましょう!
自分だけ不幸」と感じる人。自分を特別視しすぎかも…
まずお伝えしたいのが、今回お話するのは、
「みんな不幸なんだから、我慢して働け!」
という事では全くありませんので、これをまずご理解いただきたいです。
では、本題に入ります・・・
自分だけ不幸と書くと少し重たく感じるかもしれませんので、もう少しライトに考えると、
・「私は相手の気持ちを考えすぎてしまうの…」
・「僕の人見知りは他の人よりヒドいんだ!」
・「なんで僕は毎日こんなに忙しいんだ汗」
こんな感じです。
これら全てに当てはまるのは、“自分を特別視しすぎ”ということではないでしょうか。
有名なお話ですが、
「みんなで写真を撮って、まず確認するのは自分の顔。」
これぐらい人間というのは、自分に異常な興味があります。
なので、客観的に見るとそこまででもないのに、自分だけ不幸であるかのように見えるという事です。
それに同じ現象が起こっても、それをどれだけ不幸に感じるかは、人それぞれ尺度が違います。
同じ擦り傷を負ったとしても、
・「あー、これくらいならすぐ治るだろ」
・「痛ッ!ヤバいここから菌が入って死ぬんじゃないかな・・・」
と思う人がいる訳です。
全員がそうとは言いませんが、「自分だけが不幸」と感じる人の多くは、後者のようなネガティブなバイアス(※1)にかかっているのではないでしょうか。
(※1)傾向、偏向、先入観、データ等の偏り、思考や判断に特定の偏りをもたらす思い込み要因、得られる情報が偏っていることによる認識の歪み、といった意味で用いられる語。
引用:https://www.weblio.jp/
「俺って天才だなー!!」というのも同じ現象
先ほどはネガティブな方向で考えましたが、これはポジティブな方向でも同じ事が言えます。
例えばこんな感じ。
・「僕は会社で一番頭が良い!」
・「僕は誰よりもゲームの才能がある!」
・「僕だけができる事があるはず・・・」
これも「自分だけが不幸」という発想と同じで、自分を特別視しすぎです。
お恥ずかしながら、僕はこの錯覚にかかる事が良くありました笑
こうなると、自分で何かやってみて失敗すると、“周りの人間や環境が悪い”という発想が出てきます。
・「アイツが悪いんだ」
・「この環境じゃなければもっと上手くいったのに…」
・「この教材が悪いんだ」
何度も言いますが、これは全て“自分を特別視しすぎているから”起きる感情です。
そうではなくて、
「自分は至って平凡で、頭の回転、スキル、コミュ力のほとんどが周りの人と同じなんだ」
常にこういうマインドでいると、冷静に自分の能力を判断できる。
そうなれば、自分の能力に見合った戦略が見つかり、背伸びをせず結果を残すことができると僕は考えています。
自分を過信せず、壁を乗り越えるだけの努力を積み重ねて結果を出す。
文字で書くと当たり前のことに感じますが、これが達成できないからこそ何も続かず、何も残らないのです。
あなたの悩みとアイツの悩みはどっちが辛い?
これまで特別視をテーマに書いてきましたが、皆さんに質問です。
「あなたの悩みとアイツの悩みはどっちが辛いのでしょうか」
ここまで読んでいただいた方は答えが出ていると思います。
僕なりの言葉で書くと、“人によって痛みや悩みの尺度は違う”ということです。
あなたにとっては、カエルを食べるという事は苦痛でしかないかもしれない。
でも、民族によってはカエルはご馳走であり、祝い料理としての文化がある。
若いあなたにとって簡単なパソコンの操作。
今の今までパソコンを触ったことがない人にとっては、苦行でしかないかもしれない。
こんな風に考えていくと、「自分だけ不幸」とか「自分だけ特別!」という発想にはならないと思います。
冒頭でも話しましたが、「みんな不幸なんだから、我慢して働け!」というような話ではありません。
周りに助けを求めて解決できるなら、どんどん相談してください。
そうではなくて、“勝手に自分の中で小さな不幸を大きな不幸”にするのは、考え方として僕はどうなのかなと思っているという事です。
この手の話は頭でわかっていても、いざそういう場面になるとクセでネガティブに考えてしまうものです。
偉そうに書いていますが、僕もまだまだ自分を過信しすぎる事があります。
なので、ガラッと変えるのではなくて、少しずつ習慣にして、できるところからこのマインドを採用していくと良いと思います。
今回も長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
では、また!
●【第17回】アドバイスを活かせる人と活かせない人の決定的な違い
●【第19回】フリーランスとサラリーマンの「仕事とストレス」を改めて比べてみた